カードをめくるか?やめるか?スリルと度胸のシンプルなギャンブルゲーム。
『オネズミ算』とは
手番ごとに違う枚数のカードをめくって、同じカードが2枚出たらアウト。7枚以上のカードをめくることができれば、相手に失点を押しつけることができる。めくるか?やめるか?スリルと度胸のシンプルなギャンブルゲーム。
ゲーム名 | オネズミ算 |
人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 15分~ |
メーカー | Mogwai |
ざっくりルール
山札からカードをめくって並べるシンプルなカードゲームです。
失点を最小限に抑えながらゲームを進め、山札がなくなったときに最も失点の少ないプレイヤーが勝利となります。
【ゲームの準備】
- カードは1から10までの数字があり、1は1枚、2は2枚など、記載された数字の数だけカードが存在します。
- 数字カードをシャッフルして場に置いて、山札にします。山札の上から5枚のカードを見ずに引いて裏向きでよけておきます。
- 特別なカードとして「反転カード」が1枚あります。これはゲーム開始時に山札の真ん中あたりに混ぜられます。
反転カードがめくられると、以降は6と9は同じ数字として扱われます。
【プレイの手順】
- スタートプレイヤーから順番に、手番を開始します。手番では山札からカードを1枚めくります。
- めくったカードは自分の前に置きます。
- 自分の手番では、続けて山札からカードを1枚めくることもできます。めくったカードは1枚目のカードの右隣に並べて列を作ります。この列は1列ずつ増えていきます。次の手番がきたとき、既に自分の前に列がある場合は、めくったカードをその右隣に置くのではなく、新たな列を作って置きます。
- 同じ数字のカードが出てしまったらアウトです。アウトした場合、自分がめくったカードをまとめて失点として自分の失点カード置き場に重ねます。他のプレイヤーは自分の前にあるカードを捨て札にします。
- 2枚目のカードをめくらず「ストップ」を宣言することもできます。
- めくったカードの枚数が自分の前にある列の数と同じ場合は、ストップは宣言できません。例えば自分の前に2列と3列がある場合、ストップを宣言できるのは1枚目か4枚目をめくったタイミングです。
- アウトするか、ストップすると手番は次のプレイヤーに移ります。
【合計7枚以上のカードを置いてから「ストップ」を宣言した場合】
ストップを宣言したときに、自分の前にある全ての列のカードの合計枚数が7枚以上だった場合、
それらのカードを全て捨て札にします。
他のプレイヤーは自分の前にある全ての列のカードを失点として自分の失点カード置き場に重ねます。
【ゲーム終了条件】
- 山札がなくなったらゲーム終了です。
- ゲーム終了時、各プレイヤーは自分の失点カードの点数を数えます。
最も失点の少ないプレイヤーが勝者となります。
ゲーム後半に現れる「反転カード」
これが場に出ると、6と9が同じ数字として扱われるため、後半はカードかぶりが激しくなります。
攻めたカード展開をするなら前半の方がいいかも……。
カードの下に描かれている猫の数が失点数。同じ10のカードでも失点数が違います。
いい感じにふてぶてしい猫ちゃんのイラスト。
遊んだ感想
カードをめくって出す。ただそれだけなのにめちゃくちゃスリルのあるカードゲーム。
6と9が同じ数字として扱われる「反転カード」がいいスパイスになってます。反転カードが出てくるのは後半で、カードかぶりしやすくなるから前半に攻めたい……けど欲張ってめくって同じ数字でアウトとかありがちです。
できれば合計7以上でストップ狙いたいんですが、相手の場にカードが少ないときはストップで失点押しつけてもそれほど痛手にはならない。なので少ない枚数めくって様子見したり……運ゲーのようで、意外に駆け引きが熱いです。
2枚と3枚の列が既に存在するから、このターンで7枚以上でストップするには4枚引くしかない!
からの初手絶望の10……6、8というヤバイ数字を切り抜けた魂のストップ。ただ、相手の失点そんなになくて泣いた。
写真を見返して逆に自分の失点デカすぎて笑いました。通ってよかった~。こういうギリギリの戦いがたまらねぇ!